プラハで食べられるラーメン情報
「プラハ ラーメン」もしくは「Prague Ramen」 でGoogle検索してきたモニタの前のちびっ子のみんなーー、こーんにーちはーーー。チェコに住む日本人が2019年にインターネットで検索したワードのトップを飾るのがこの単語*1と言われていますが、2019年は立て続けにプラハ市内にラーメン店がオープンしておりラーメンブーム元年と言っても差し支え無いんではないでしょうか？
これが日本からの観光で来ているのであれば「なんで10時間以上のフライトでここまで来てラーメン食べなきゃならねーんだ」って話になりますがお仕事等で長期に渡って暮らしている日本人にとってラーメンが気軽に食べられるか否かは死活問題。私自身もこちらでの生活を始めてから1週間位で早くも検索窓にřámén(誤表記)と叩き込んでEnterキーを連打する日々を送っていました。
というわけで早速プラハ市内のラーメン屋さんを一挙ご紹介。
BON Fresh Ramen & Soba
2019年の2月頃に発見。
場所は3区Náměstí Míruの教会から北側の道路渡ってすぐ。
ちょっと入り口が2重扉になっているので分かりにくい。
1:ミソチキン、2:トンコツ 3:スペシャル？
なんでトンコツラーメンに焼いた茄子の輪切りを入れようと思ったんだよ。
ちなみに名前の通りチャーシューの代わりに厚切りチキンソテー。どうしてこうなった・・ミソチキンにも味玉が付くはずだが完璧に忘れられていた模様。
スペシャルはアボカド、トマト、煮シイタケ。監修したヤツちょっとこっち来なさい。
いきなり飛び道具的な店ではあるが1杯200czk*2程度と後ほど紹介する他店と比較して安価。玄米茶が飲みたいならココ！
席は20席弱、クレジットカード払い可、店員さんは皆英語が通じます。メニューには蕎麦もあるが見なかったことにしましょう。
Ramen Bistro isai 異彩
goo.gl2店目は5月頃に6区にオープンの異彩。地下鉄Aか2番トラムもしくは191番バスでPetřinyで降りたら道路渡って目の前のオサレなデザイナーズマンションの裏側に回った１Fにひっそりと佇む店舗。他人事ながら家賃が心配になる広さ、40席位あるのでは？
1:豚骨醤油チャーシュー 2:豚骨野菜 3:赤味噌
紛うことなき「ラーメン」。100人が食べたら120人が日本のラーメンに現時点で最も近いお店と言うでしょうさ。
メニューには餃子、ご飯、唐揚げ、サラダ等も有り。
1杯270czk前後、予算は500czk/人～あたりと高めではあるが已む無し。会計はチップ含めたカード払い可、店員さんは日本語も完璧。6区は私が暮らす5区と少々距離があるのが唯一の難点。
[追記]
2020年2月下旬 裏メニューで鯖塩ラーメンが登場。鯖節で摂った出汁が効いた塩ラーメン。かなりあっさりめのスープに縮れ麺+厚切り豚チャーシュー+鰹の削り節が乗っている。一斉に日本人ネットワーク内で口コミにて拡散したようでコレ目当てで来客していた日本人が多かった。評判のようなのでレギュラーメニュー化するとか。
左が鯖塩、右が魚介醤油。鯖塩があっさりすぎると感じる方や醤油ベースが好みなら魚介醤油もオススメ。こちらは鳥チャーシュー。
Miska Ramen Bar
3店舗目は国立博物館裏手に位置するMiska Ramen 2019年1月末頃オープン？
goo.gl国立博物館正面から行くには地下道を通って地上に出てから道を渡って線路にかかる橋からプラハ中央駅を眺めてすぐ先。
1:北海道 ２:東京醤油 3:鶏白湯
壁に美味しんぼ(英語版)のラーメン回がしっかりと額縁に入れられて数ページディスプレイされているのが一抹の不安を駆り立てる。海外でも人気なのか？
北海道味噌ラーメンはもやしが貧相なのが残念だがここプラハでは一部のスーパーでしか買えない貴重な野菜。東京醤油は海外ラーメンにありがちな出汁薄め仕様。鶏白湯は逆に鶏出汁がしっかり出ていて美味しい。ただレギュラーメニューでは無いので店員さんに問い合わせてください、ちなみにヤングコーン上方にある黄身のような物体は煮たミニトマト。茎茶というお茶が烏龍茶を希釈したようなお茶でなかなか気に入った。こちらではナンチャッテ緑茶は入手可能だが烏龍茶は珍しいのでは？
１杯255czk前後、奥に長い店舗で20席程度か。カード払い可、店員さんには英語が通じます。お店は繁盛しておりTake away可
Kitchen Ramen Bar
4店舗目です。昨年まではラーメンといえばココくらいしか選択肢がなかったと言われる老舗。Web上の記録によると2014年からの創業の模様。
goo.gl地下鉄はMůstek駅降りて地上に出たらすぐ。
1:味噌 2:静岡 3:醤油
静岡は何が静岡なのかわからないが醤油よりは美味しいかも。画像が行方不明だが塩ラーメンもあり珍しくナルトや柚子が乗っていた。味は全体的に出汁が効いておらず、だったらどこで食べてもそこそこ安定の味噌かなってなってしまうよね。
サイドメニューに餃子があるが外観がソレぽい別物。
ラーメン1杯275czk前後、チップ含めたカードでの精算可、店員さんには英語が通じます。
TAKUMI 匠
goo.gl5店舗目は匠(2019年9月下旬満を持過ぎてオープン)、トラム Jindřišská駅すぐ近く。トラムは2,3,5,6,9,14,24番とかなりアクセスは良い。
平日はジャスミンティーのサービス付き、もやし増量無料(2019年11月時点)、麺は西山製麺製、日本からの取り寄せか。唐揚げラーメンは当たり前のように唐揚げがラーメンにブチ込まれていて、あ、これヤッちゃった系かな？と一抹の不安を抱かせるものの味噌・塩系ラーメンは美味しくいただける。特に塩ラーメンはプラハでは結構貴重なので美味しい塩ラーメンが食べたければ現状選択肢はここくらいではないでしょうか。開店当初は現金支払いのみ可だったが現在はチップ込みでカード払い可能。立地条件もあって客層は日本人駐在員+観光客+現地人と多様、昼時は常時混雑気味。珍しくお店の外からガラスケースに収められたメニューのサンプルが確認できるのが地味に日本的だ。写真は北海道味噌(だったと思う)。2枚目は豚玉スタミナ味噌、半熟卵を好みのタイミングで崩す事で2度楽しめるし某牛丼屋の豚玉丼を思い出させるニクいヤツ。お値段1杯約300czk。
Vol.2を書きました↓
